県 行動自粛要請を緩和 越境移動制限19日解除 知事会見

2020年6月12日 05時00分 (6月12日 09時37分更新)
県の一般会計補正予算案について説明する杉本知事=県庁で

県の一般会計補正予算案について説明する杉本知事=県庁で

  • 県の一般会計補正予算案について説明する杉本知事=県庁で

 杉本達治知事は十一日、県庁で定例会見し、新型コロナウイルス感染防止のための行動自粛要請を十九日に一段階緩和し、県境を越えた移動の制限をすべて解除すると発表した。接客を伴う飲食店やライブハウスの利用自粛要請も解除する。
 県内で四月二十九日から四十四日連続で新規の感染者が出ていないことなどを受け、予定通りに対策緩和の第二段階に移る。杉本知事は「ほとんどの行動が解禁になる。一人一人が感染防止対策を徹底してほしい」と呼び掛けた。
 今月一日〜十八日の緩和第一弾では感染が続く首都圏の一都三県や北海道などとの往来自粛要請が残っていた。
 十九日で要請を解除し、今後は感染防止対策をした上で注意して行動するよう求める。ライブハウスなどに対しては、近く公表される各業界のガイドラインに基づいた対策の実施を条件にする。
 コンサートや展示会は、十八日までは参加人数を屋内で百人までとするなどの制約があったが、十九日以降は屋内外ともに千人までに緩和する。参加者を施設の収容定員の50%以内にとどめるという条件は今後も変更しない。プロスポーツのイベントは無観客であれば開催できる。全国から客が集まる祭りなどは引き続き自粛を要請する。
 杉本知事は会見で県の六月補正予算案についても説明。「経済を順調に平常に近づけるために、何と言っても感染予防が重要だ。感染第二波に備え、今回の予算案で医療体制をしっかり整える」と強調した。
 杉本知事は、報道陣と二メートル以上の間隔を空けるなどした上で、およそ二カ月ぶりにマスクを外して会見。「第一波が終わり経済再開する時期だ。マスクを外して話す方が表情も分かり、皆さんに伝えやすい」と話した。 (今井智文)

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