「呼吸器事件」県警が公文書開示 苦情・意見190件以上

2020年6月12日 05時00分 (6月12日 05時00分更新) 会員限定
県警が開示した文書。肝心の理由部分は、黒塗りにされている

県警が開示した文書。肝心の理由部分は、黒塗りにされている

  • 県警が開示した文書。肝心の理由部分は、黒塗りにされている
 二〇〇三年に東近江市の病院で男性が死亡したことを巡る冤罪(えんざい)事件「呼吸器事件」で、大津地裁で三月三十一日に再審無罪判決を受けた元看護助手の西山美香さん(40)への対応などに関して、県警に今年三〜四月、百九十件以上の苦情や意見が電話やメールで寄せられていたことが、県警への取材で分かった。
 同事件への苦情などについて、本紙が四月三十日に行った情報公開請求で、「湖東記念病院事件に対する苦情等」に関する文書など十五通が、今月十一日に開示された。件名や件数は公開されたが、意見の内容は「個人の権利利害を害するおそれがある」などとして公開されなかった。
 同文書によると、無罪判決が言い渡された三月三十一日、翌四月一日には「県警は謝罪しろ」「弱い者いじめをやめるべき」「検察の方が悪い」などとする電話が一日十件以上あった。
 四月二十八日夜に民放番組で事件の特集が放送された後は、翌日までに「取り調べがひどい」などの約七十件の電話と約五十件のメールが、集中的に寄せられた。同十七日の定例会見の前後には「なぜ謝罪がないのか」「県警の考えが聞きたい」などとの...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

PR情報

滋賀の最新ニュース

記事一覧