東京にある浜松由来の地名 有楽街は東京まねて

2020年6月11日 05時00分 (7月20日 14時43分更新)
家電店や量販店などが立ち並ぶ秋葉原

家電店や量販店などが立ち並ぶ秋葉原

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◆火除け神社招き秋葉原 名主の出身…浜松町

 浜松市の中心部にある「有楽街」は、東京の有楽町(東京都千代田区)のように華やかになればと名付けられたそうです。その一方、東京の「秋葉原」「浜松町」の地名は、浜松市に由来するそうです。
 【秋葉原】
 東京都台東区に「秋葉原」という地名があります。千代田区の秋葉原駅周辺エリアも秋葉原と呼ばれています。
 電気街やサブカルチャーの街として世界的に有名です。「会いに行けるアイドル」AKB48の名前が、秋葉原(AKIHABARA)に由来することを知っている人も多いと思います。
 江戸時代の頃から、今の秋葉原の辺りは火事が多く、悩まされていました。「火事とけんかは江戸の華」という言葉が有名ですね。
 秋葉原電気街振興会によると、1869(明治2)年の大火を機会に、東京府(今の東京都)が9000坪(約3万平方メートル)に及ぶ火災の延焼を防ぐ火除け地を設置し、遠州(今の静岡県西部)から火除けの秋葉大権現を鎮火神社に祀ったそうです。鎮火神社が秋葉神社と改められると、神社の周りを「あきばはら」と呼ぶようになったそうです。
 この地に鉄道が敷かれるのに伴い、秋葉神社は今の台東区松が谷に移りました。新しくできた駅を秋葉原駅と名付けたことから、地名の読み方も今の「あきはばら」となりました。
 【浜松町】
 港区にある「浜松町」は区の北東部に位置し、JRの駅があります。駅の周りは高いビルが立ち並ぶビジネス街として発展しています。羽田空港(東京国際空港)に行くモノレールの駅もあります。 
 「浜松町」の辺りは、江戸時代の初めの頃、徳川将軍家とゆかりの深い増上寺の代官である奥住久右衛門が名主を務めていたため「久右衛門町」と呼ばれていました。久右衛門の後に名主になったのが、1696(元禄9)年に役についた遠江の浜松出身の権兵衛です。この時から「久右衛門町」が「浜松町」と呼ばれるようになったそうです。

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