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ネットでピアノコンクール 業界「苦境を逆手に」新たな試み

2020年6月10日 16時00分 (6月10日 16時00分更新)
オンラインで審査する全日本ピアノeコンクールの開催案内(ホームページから)

オンラインで審査する全日本ピアノeコンクールの開催案内(ホームページから)

 新型コロナウイルスの影響で、音楽イベントの中止や延期が相次ぐ中、オンラインによる全国規模のピアノコンクールの開催が決まった。「生の音」を重視してきた業界にとっては新たな試み。関係者は「苦境を逆手に、裾野を広げるきっかけになれば」と期待を寄せている。
 開かれるのは「全日本ピアノeコンクール」。小学生から一般まで六部門が対象で、音大の指導者ら最前線で活躍する音楽家二十人が審査員を務める。予選として、七月二十日までに演奏動画を受け付け、審査。八月に結果を発表し、九月の本選は東京都武蔵野市のピアノスタジオノア吉祥寺で無観客で実施し、配信動画を審査する。
 実行委員会の事務局は、映像撮影などの会社フーフー(神奈川県藤沢市)。委員長で、中学一年の娘がピアノを習っている高木敏郎社長の発案だ。「コンクール参加のハードルを下げたい」と以前からオンラインの活用を検討していたといい、コロナ禍で「娘が目指していたコンクールが全部中止になった」ことが企画を後押しした。
 高木さんによると、これまでも、予選で動画審査を採用するコンクールはあったが、本選までオンラインで完結するのは初めてという。背景にあるのは、音楽表...

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