はすみ氏提訴の伊藤詩織さんに『ちはやふる』作者が賛同「漫画がおかしな力を持つのなら戦わないと」

2020年6月10日 11時49分

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提訴の記者会見をする伊藤詩織さん=8日、東京都中央区で

提訴の記者会見をする伊藤詩織さん=8日、東京都中央区で

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 漫画「ちはやふる」の原作者末次由紀氏が10日、ツイッターを更新。イラストで名誉を傷つけられたとして、漫画家のはすみとしこ氏を提訴したジャーナリストの伊藤詩織氏に賛同する声明を出した。
 伊藤氏は就職先の紹介を受けるため元TBSの記者と会食した後、性暴力を受けたとして相手方を提訴し、一審で勝訴した。今回の提訴は、はすみ氏が伊藤氏とみられる女性のイラストを描き、虚偽の被害者を装ったと捉えられる投稿をして名誉を傷つけられたというもの。
 末次氏は、唇をかみしめ、凜(りん)とした表情で前を見据え、圧力と戦う伊藤氏をイメージさせる女性のイラストを投稿。「『誹謗中傷で漫画家が提訴される』 勇気を持って戦い続ける伊藤詩織さんと連帯します。漫画が、使い方次第でおかしな力を持つのなら、それはなお一層戦わないといけない。性被害を訴える人に、口をつぐめと言わんばかりの今の社会。変わることを望みます」とコメントし、同じ漫画家の立場から、ペンが間違った武器とならないよう訴えた。
 フォロワーには、かつて手塚治虫氏が基本的人権を守るために必ず漫画を描く際、侵してはいけないとして守っていた三原則「1、戦争や災害の犠牲者をからかうようなこと。1、特定の職業を見くだすようなこと。1、民族や、国民、そして大衆をばかにするようなこと」を提示して賛同する声もみられた。
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