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再開Jリーグは“VAR”実施見送り…過密日程に伴う審判員の確保と「3密」を回避するため

2020年6月9日 19時37分

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VARを判定するビデオ・オペレーション・ルーム

VARを判定するビデオ・オペレーション・ルーム

 7月4日のJ1再開を前に、Jリーグが今季からJ1全試合に導入したビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の実施見送りを検討していることが9日、複数の関係者の話で明らかになった。過密日程に伴う審判員の確保と「3密」を回避するのが目的で、23日の理事会で実施の可否を決める方針という。
 この日開かれた全クラブの代表者による実行委員会後のオンライン会見で、村井チェアマンはVARの実施見送りを否定せず、「ステークホルダー(関係者)に事実関係を説明した上で、理事会で(実施可否を)判断したい」と慎重に話した。
 公式戦再開後は異例の超過密日程となる。審判員の長距離移動に伴う感染リスクや、全審判員の約90%にあたる141人の兼業審判員の受託率低下が懸念されるうえ、VARはビデオ・オペレーション・ルーム(VOR)と呼ばれる専用車の狭い車内で審判員2人とオペレーター、インストラクターら複数人が意見を交わす“3密状態”のため、日本サッカー協会審判委とJリーグが対応策を協議していた。
 昨季のJリーグで判定ミスが相次いだため1年前倒しで導入されたVARだが、想定外のコロナ禍で方針転換を余儀なくされる可能性が出てきた。

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