FC東京のナ・サンホが出場機会求めKリーグ城南FCへ期限付き移籍へ 韓国代表MF、現地メディア一斉報道
2020年6月9日 10時46分
FC東京の韓国代表MFナ・サンホ(23)がKリーグの城南FCに期限付き移籍する。複数の関係者への取材で8日、明らかになった。現地メディアもこの日、一斉に報じた。交渉は既に最終段階に入っており、近日中にも両クラブから正式発表される。移籍期間はKリーグの今季終了時まで。
ナ・サンホは2018年にKリーグ2部(K2)の光州で16得点を記録し、得点王に輝いた。ベストイレブン、MVPにも選ばれるなど個人賞を総なめにした。韓国代表にも選出されたが、さらなる成長を求め、昨季から東京に完全移籍で加入。出場25試合で2得点だったリーグ戦も、途中出場で攻撃を活性化させるなど貴重な戦力となった。
だが、今季は磐田からアダイウトン、鹿島からレアンドロと前線に外国人選手が多数加入したことでポジション争いが激化。今季J1開幕戦・対清水戦(2月23日・アイスタ)でもベンチ外で、出場機会を求め、Kリーグ復帰を視野に移籍を模索していた。
城南FCは、昨季まで東京でプレーしていた、MF兪仁秀(ユ・インス)が今季から新加入したクラブで、神戸などでもプレーした元韓国代表MFの金南一(キム・ナミル)が監督を務めている。
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