県警 SNS活用に力 福井県警察 詐欺の注意喚起 少年女性安全課 未成年者の防犯 「投稿」で情報発信

2020年6月9日 05時00分 (6月9日 09時45分更新)
防犯や交通安全を呼び掛ける県警のSNSアカウントと県警作成の動画=県警で

防犯や交通安全を呼び掛ける県警のSNSアカウントと県警作成の動画=県警で

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 防犯や防災についての情報を広く県民に発信しようと、県警は今春から、会員制交流サイト(SNS)の活用に力を入れている。拡散性の高いツイッターで、県警全体の広報を担う「福井県警察」と未成年者の防犯に特化した「少年女性安全課」のアカウントを新たに作成し、運用を始めた。 (堂下佳鈴)
 県警は二〇〇八年から「リュウピーネット」と銘打った電子メールで、防犯などに役立つ地域情報を配信してきた。今年はさらに、速報性と拡散性で優れるSNSにも本格参入。随時情報を更新している。
 「見ず知らずの相手と会うことは、誘拐や殺人に巻き込まれるおそれがある危険な行為です」。「少年女性安全課」アカウントではSNSを発端とした性被害を防止するため、サイバーパトロールを強化している。「#裏垢女子」「#自画撮り女子」といったハッシュタグ(検索目印)や性的な内容を含むツイートに目を配る。これまで五十一件に対して注意し、先月二十八日までに三十七件がツイートを削除したり、運営側がアカウントの利用を停止したりしたという。
 学校の長期休校を受けて子どもや保護者のストレス対処方法を紹介するなど、社会情勢に合わせた情報も発信している。同課の池端一次席は「タイムリーな情報を発信して、役立ててもらいたい。今後も閲覧者数が増えるように努めたい」と意欲的だ。
 「福井県警察」アカウントでは公式マスコットキャラクターの「リュウピー君」が度々登場し、交通安全などを呼び掛けている。イベント情報や詐欺への注意喚起なども発信。四月の運営開始から、六月八日時点でフォロワーは千二百人を超えた。「少年女性安全課」と、二〇一五年から運用している「採用プロジェクトチーム」を含めると二千人に迫る。
 SNS戦略を仕切る増田英一広報室長は、SNS利用が少ない高齢者にも配慮しながら「皆さんに興味をもってもらえるように工夫したい」と話す。
 ツイッターは原則として発信専用のため、個々の意見には対応していない。通報や相談は一一〇番や相談ダイヤル=#9110=の利用を呼び掛けている。

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