密回避ヘルパー来ず 視覚障害者協会が要望書

2020年6月9日 05時00分 (6月9日 05時04分更新)

山下昭一部長に同行援助支援の事業継続を要望する安松和男会長(左)=浜松市役所で

 浜松市視覚障害者福祉協会は八日、新型コロナウイルスの影響で、視覚障害者の生活に不可欠な同行援助支援が受けられない状況があるとして、市から各事業者へ事業継続を通達するよう求める要望書を提出した。 (渡辺真由子)
 同行援助支援は、単独で外出できない視覚障害者が、買い物や通院などで外出する際にヘルパーに同行してもらう事業。協会には、公共交通機関を使用した外出を断られたといった声が寄せられているという。
 市役所で要望書を提出した安松和男会長は「利用者側も手洗いや消毒など感染防止策は徹底したい。必要不可欠なものまで過度な自粛になってしまっている」と現状を述べた。
 他にも、弱視の人から「感染防止のアクリル板が認識しにくく、ぶつかってしまう」「スーパーのレジなどで間隔を空けるために示している線が分からず、怒られた」などの相談もあったという。
 山下昭一健康福祉部長は「感染を恐れ、萎縮しているところもあるかもしれない。確認して対応したい」と応じた。

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