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市道引き渡し、JAが管理 西尾市「委託」協定明らかに

2020年6月9日 05時00分 (6月9日 05時00分更新)
 西尾市が同市高河原町のJA西三河施設の民有地内に市道を造成した問題で、市とJAが、市道であるにもかかわらずJA側に引き渡し、維持管理をJAに行わせる協定を結んでいたことが、住民グループ「PFI問題を考える会」が市に求めた情報公開請求で分かった。市道は実質的にJA施設への「出入り口」で、市が税金を投じてJAのための道路をつくったとの批判の声がさらに高まりそうだ。 (宇佐美尚)
 協定は二〇一九年七月二十三日付。協定書では、JAから無償で借り受けた土地に市が市道を建設し、完成後にはJAに「引き渡す」と規定。道路は引き続き市が所有するが、路面や側溝、ガードレールなどの維持管理はJAが行うと定めている。有効期間は「道路施設が存続する間」としている。
 建設した市道は、県道からJA施設へ向かう約五十三メートル。市は広田川沿いの市道まで延伸する計画を持っているが、開通時期は未定だ。市は今年秋にも完成した五十三メートル分の「暫定利用」を始める予定だ。
 市土木課は、暫定利用が始まった場合、実際の利用者のほとんどがJA関係者になると指摘。「利用の多いJAに維持管理をお願いするものだ」とあくまでも臨時的な措...

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