【愛知】派遣元が時給負担、刈谷のベルテック 街頭清掃の外国人労働者に

2020年6月9日 05時00分 (6月9日 05時00分更新) 会員限定
歩道に生えた草を刈り取るブラジル国籍の派遣社員ら=刈谷市神田町で

歩道に生えた草を刈り取るブラジル国籍の派遣社員ら=刈谷市神田町で

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 新型コロナウイルス感染拡大による経済活動の停滞を背景に、就業先の休業や雇い止めで外国人派遣労働者の収入が急減している。少しでも助けになればと、刈谷市泉田町の人材派遣会社「ベルテック」が、街頭の清掃活動を行った外国人派遣労働者に社の負担で時給1000円を支払う取り組みを始めた。 (神谷慶)
 三回目の活動日となった五日、ブラジル国籍の四人と本社従業員七人が刈谷市神田町の県道の歩道で二百メートルにわたって草を刈り、ごみを拾った。三時間の作業で、ごみ袋三十五袋が雑草やたばこの吸い殻、マスクなどでいっぱいになった。
 自動車部品工場の減産で五月から勤務日数が減ったスギノ・ミツエさん(53)=知立市=は「家にいるよりも汗を流している方が心地よい。こうした企画を考えてくれたことがありがたい」と笑顔を見せた。
 一九九〇年設立のベルテックは三月時点で、日系ブラジル人を中心に約二百五十人を西三河の自動車部品工場などに派遣していた。しかし四月以降、コロナ禍による工場の減産と休業が広がり、時給制で働く外国人の収入は休業手当を含めても手取りで月平均十万円ほど減った...

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