木下サーカス 励ます味 金沢の飲食業2社 差し入れ

2020年6月8日 05時00分 (6月8日 10時39分更新)
木下サーカスにご当地グルメを差し入れる今井章人(手前左)、河方卓(左奥)両代表取締役=金沢市の県西部緑地公園で

木下サーカスにご当地グルメを差し入れる今井章人(手前左)、河方卓(左奥)両代表取締役=金沢市の県西部緑地公園で

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手紙・寄付も続々 次の公演へ支え合う輪


 木下サーカスは、五年ぶりの金沢公演(北陸中日新聞特別協力)が新型コロナウイルスの影響で中止を余儀なくされた後も、約七十人の団員が金沢市内で練習を続けている。テントを下ろさず、次の公演に備える団員たちには励ましの声も寄せられる。みんなを笑顔に−。コロナ禍にあって、支え合いの輪がサーカスを中心に広がっている。(田嶋豊)
 七日、自粛生活を続ける団員を励まそうと、市内の飲食業二社がご当地グルメを差し入れた。金沢カレーを提供する「ゴールドフーズ」(今井章人(あきと)代表取締役)と、北陸・関東でラーメン店を展開する「全力の元」(河方(かわかた)卓代表取締役)。木下サーカスの社会貢献活動に共感した今井さんの呼び掛けに、河方さんが賛同した。
 木下サーカスが公演で販売予定だった食料品を市内のNPO法人に寄付したことなどを知り、今井さんは「私たちよりも大変なはずなのに。カレーをぜひ食べてほしいという気持ちだった」。河方さんも「サーカスも同じだと思うが、私たちにできることはお客さんを笑顔にすること」と話した。
 団員たちは、差し入れられた金沢カレーをおいしそうに頰張った。ラーメンもこれからの自炊生活で味わう予定だ。
 木下サーカスの元には、市民らから励ましの手紙や寄付が届くという。木下唯志社長は「心温まる皆さんの気持ちが励みになる。助け合いの心が団員のモチベーションや意識を高めてくれる」と感謝した。

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