おちょぼさん参道、なぜ串カツが名物?

2020年6月8日 05時00分 (6月8日 09時01分更新) 会員限定
店頭で串カツなどを味わう来店客=海津市平田町の千代保稲荷神社の参道で

店頭で串カツなどを味わう来店客=海津市平田町の千代保稲荷神社の参道で

  • 店頭で串カツなどを味わう来店客=海津市平田町の千代保稲荷神社の参道で
  • パネルの横に立つ「玉家」の大橋社長=海津市平田町の千代保稲荷神社の参道で
 「おちょぼさん」の愛称で親しまれている海津市平田町の「千代保稲荷神社」。七百メートルほどある参道には、飲食や物販など百二十店舗が並ぶ。その中で、名物の一つに数えられるのが「串カツ」だ。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で臨時休業していた店舗も再開し、人出も戻りつつある。人気となった理由を探ってみた。 (生田貴士)
 おちょぼさんは五百五十年ほどの歴史があり、商売繁盛や縁結びなどの御利益があるとされる。年間に百六十万人が訪れ、特に「月越参り」と呼ばれる毎月末は、露店も並び、深夜も多くの人たちでにぎわう。
 参拝を終えた人らが店舗の軒先などで串カツを楽しむ姿はおなじみの風景だ。市観光協会によると、週末や夜のみの営業を含め、十数店舗が串カツを提供しているという。
 観光協会長で、参道で川魚料理店「ほていや」を営む吉田二一(にいち)さん(73)によると、元々、おちょぼさんの名物といえば、ナマズやフナ、コイといった川魚、草餅や漬物だったという。周囲に魚が捕れる川や池があり、河川敷には草餅の原料となるヨモギが生えていたからだ。

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