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転作タマネギ 収穫開始 県内一産地の川北町 「大きさまずまず」

2020年6月5日 05時00分 (6月5日 10時37分更新)
専用の機械で畑から収穫されるタマネギ=川北町草深で

専用の機械で畑から収穫されるタマネギ=川北町草深で


 県内一のタマネギ産地として知られるJA能美管内の川北町で四日、収穫作業が始まった。月末まで管内全体で二百トンの出荷を見込んでいる。(平井剛)
 管内の能美市と川北町では二年前、稲作農家が転作作物としてタマネギの本格栽培を始めた。作付面積は一年目が三ヘクタール、二年目が五ヘクタール、三年目の今年が七ヘクタールと年々拡大。生産者も十五戸から二十二戸まで増えた。
 この日は同町草深の五十七アールの畑で、中生品種「ターザン」の収穫作業が行われた。二日前に土から掘り起こし、茎葉を切って天日干ししたタマネギを、畑の所有者らが専用機械で拾い上げて、コンテナへと収納した。タマネギ栽培に関心を持つ小松市の農家らが作業を見学した。
 生産者でつくるたまねぎ部会の吉岡実会長(60)=川北町中島=は「実が大きくなる四月上旬に低温が続き、生育が心配だったが、四月下旬以降は天候が持ち直して、まずまずの大きさになった」と安堵(あんど)した。
 来年は作付けを十ヘクタールに広げ、最終的には二十ヘクタールにまで増やす計画。吉岡会長は「県内には主力産地が他には無い。需要に応えるために、もっと生産に力を入れていきたい」と張り切っている。

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