県立高校では最短で10日間 夏休み「8月1日から」多く

2020年6月5日 05時00分 (6月5日 09時43分更新)

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため長期休校していた県立高校のほとんどが、授業時間を確保するため夏休みの期間を例年より短縮することが、各校への取材で分かった。八割近くが八月一日から夏休みに入る。期間の最短は十日間、最長は三十一日間で、学校によって大きな開きがある。
 県立高校を含む県立学校の夏季休業は、管理運営規則に定められた七月二十一日〜八月三十一日の四十二日間。変更する場合は各校が県教委に申請し、承認を得る。
 取材では、県教委の承認が得られていないなどの理由で「予定」とする学校も含め、全二十八校のうち二十二校が八月一日から夏休みをスタートさせるとした。一校は七日から、三校は八日から開始し、二校は現段階で確定していない。期間は一〜二十三日が九校と最多。次いで一〜十六日と一〜十九日の各四校が多かった。期間は福井市内の進学校が十日間(七〜十六日)とする一方、三十一日間を予定する学校もあった。
 丹南地区の進学校は、五月末までの休校中もオンライン授業を進めていたため「二カ月丸々遅れているわけではない。夏休みの短縮で一カ月分ほどを確保できる」と見通す。夏休みを二十四日間とした坂井地区の普通科系高校は、例年通り土曜日や夏休み中の課外授業で対応し「詰め込みは避けたい」とする。
 同校のように夏休みの短縮以外に課外授業をしたり、感染拡大防止の観点から集団で行動する学校行事を中止して授業に振り替えたりして、授業時間を確保する学校も多い。
 県内の高校や小中学校の多くは三月二日からの臨時休校が二度延期され、六月一日に学校が再開した。県教委によると、県立の特別支援学校は、十一校のうち十校が八月一日から、一校は同八日から夏休みに入る。 (坂本碧、清兼千鶴)

小中学校未定も目立つ


 
 県内市町の小中学校は、約半数が夏休みを八月一日から十六日まで、もしくは十七日までとしている。未定の市町も多い。十六日までは福井市、敦賀市、美浜町、おおい町、高浜町。十七日までは坂井市、あわら市、若狭町、池田町。大野市は八月六〜十八日、勝山市と小浜市は八月八〜二十三日だった。
 越前市、鯖江市、南越前町、越前町、永平寺町は未定。
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 中部九県(福井、石川、富山、愛知、岐阜、三重、滋賀、長野、静岡)の各校による、学習の遅れの取り戻し方や感染予防策を、六、七日付の「学ぶ」面で紹介します。

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