果樹の大敵・カメムシ大発生 県が注意報発表

2020年6月5日 05時00分 (6月5日 05時00分更新) 会員限定
 県は四日、果樹に被害を与えるカメムシが多く発生しているとして、病害虫発生予察注意報を発表した。注意報が出るのは二〇一八年七月以来。発生の増加時期としては、例年並みだという。
 病害虫防除所が今年四〜五月に栗東市内で調査したところ、ツヤアオカメムシ=写真、県病害虫防除所提供=の発生量は過去十年で最多で、十年間の平均数より約十六倍も多かった。チャバネアオカメムシも一八年よりは少ないものの、過去十年で二番目に多い水準だった。
 被害を受けやすいのは、モモやナシ、ブドウ、カキなど。カメムシに果実の汁を吸われた場合、商品価値が落ちる。県は果樹農家に対し、カメムシが飛来した場合に薬剤散布などで対策を取るよう、呼び掛けている。
 防除所の担当者は「暖冬でカメムシが越冬しやすい環境だったことが、増加につながっているのではないか」と話している。 (森田真奈子)

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