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開幕した韓国プロ野球“肉離れ”多発…サムスン落合2軍監督が警鐘「ユニホーム着ると練習期間と感覚違う」

2020年6月3日 11時25分

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無観客で行われたヤクルトと中日の練習試合。投手は柳=神宮球場で

無観客で行われたヤクルトと中日の練習試合。投手は柳=神宮球場で

渋谷真コラム・龍の背に乗って

 4月21日の紙面に、韓国プロ野球が「NPBの6週間後を映す鏡だと思いたい」と書いた。韓国が練習試合を再開したこの日は、国内の新型コロナ新規感染者数が最多だった日から数えて52日目だった。日本国内の最多は4月11日。規律を守り、忍耐を貫けたら「52日目」にあたるのは6月2日。願望を込めて書いたのだが、実際に球音は戻ってきた。
 韓国は5月5日に公式戦が開幕した。やっていいこと、悪いこと。取るべき対策とタイミング…。今もNPBにとって「6週間後を映す鏡」であることに変わりはない。なお無観客で対面取材も解禁されていないが、公式チアガールが華やかに踊り、球団独自の「応援団」がスタンドで揺れている。
 「うちはエアアバターというんです。空気で膨らませる人形ですね。ぬいぐるみの球団、パネルの球団。それぞれ工夫をこらしています」
 サムスンライオンズの落合英二2軍監督は、いつも硬軟織り交ぜた話題を伝えてくれる優秀なリポーターでもある。応援スタイルが軟のネタなら、硬はNPBへの注意喚起だった。
 「肉離れが多発しているんですよ。どの球団にも1人は出たって感じです。投手なら脇腹、野手はふくらはぎ、太ももですね。これは僕の推測ですが、練習期間にはユニホームを着ないでしょ?体が締め付けられるっていうか、やはり感覚が違うんです」
 無理をするなと頭ではわかっていても、いざ試合となれば本能がリミッターを振り切ってしまう。韓国で起こったことは、日本でも起こり得る。少人数での練習が全体になり、東京に移動して練習試合を行う。そして勝敗の懸かった本番に臨む。120試合といつもより短いシーズンではあるが、序盤は自分が思っている以上にブレーキが必要だということだ。

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