全国林業グループコンクールで「もりずむ」に農水大臣賞  

2020年6月3日 05時00分 (6月3日 05時00分更新) 会員限定
天然乾燥の木材の前で受賞の喜びをかみしめる藤崎理事長=津市美杉町竹原で

天然乾燥の木材の前で受賞の喜びをかみしめる藤崎理事長=津市美杉町竹原で

  • 天然乾燥の木材の前で受賞の喜びをかみしめる藤崎理事長=津市美杉町竹原で
 津市美杉町で林業を営むNPO法人「もりずむ」が、全国林業グループコンクール(全国林業研究グループ連絡協議会主催)で、最高賞の農林水産大臣賞を受賞した。藤崎昇理事長(61)は「評価されたのはうれしいが、まだまだこれから。もっと森と暮らしをつなげていきたい」と意欲を見せる。 (杉山果奈美)
 同団体は二〇一二年「森林を通じて人々の暮らしを健康にしたい」と、地元の林業家らが集まり、発足した。だが、当時は海外からの安価な木材の流入で、国産材の価格が下落し、逆風にさらされていた。
 輸入材との差別化で、価格の適正化を促し、「食っていける林業」の確立を目指そう−。そこで取り入れたのが昔ながらの「天然乾燥」の手法だった。
 この手法では、伐採した木材を葉を付けたまま六カ月間寝かせ、製材後、さらに一年ほど自然乾燥させる。人工的に熱を加えないため時間はかかるが、油分が適度に残り、見た目に色つやが出るほか、豊かな香りや耐久性に特長があるという。
 地域の森林所有者も支援。山林の原木を買い取ったり、間伐した不要な木を薪にして販売したり。森に公園を造り、子どもたちが木と触れ合う機会を増やす活動にも力を入れる。「スト...

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