本文へ移動

名物フルーツサンド6月限り 岐阜のフルーツパーラーおおくま閉店へ

2020年6月2日 05時00分 (6月2日 16時22分更新)
常連客に愛されたフルーツサンドを手にする大熊さん=岐阜市金町のフルーツパーラーおおくまで

常連客に愛されたフルーツサンドを手にする大熊さん=岐阜市金町のフルーツパーラーおおくまで

 四十年近く常連客らに愛されてきた西柳ケ瀬の名店が三十日、のれんを下ろす。岐阜市金町のフルーツパーラーおおくま。高齢を理由に閉店を決めた店主の大熊聖三さん(72)は「常連さんに支えられ、ここまでこられた」と振り返り、最後までキッチンに立つつもりだ。
 一九八一年に開店。大理石の階段を上がると、高級感が漂うシックな店内が広がる。
 大熊さんは果物販売店を営んだ父親の影響を受け、東京・神田にあった老舗フルーツパーラー「万惣」で修業。その後、地元では当時珍しかった都会的な店をオープンさせた。
 「開店当時や祭りの時はとにかく忙しく、行列ができた」と大熊さん。妻の秋子さん(72)と女性従業員の三人で店を守ってきた。
 店の一番人気は、県外客もお目当てに来店するというフルーツサンド(八百円)。「一番良い物を使ってきた」という逸品は、パンにバナナ、ミカン、パイナップルなど七種類のフルーツと、甘さ控えめのクリームを挟み、果実の甘みが口の中で広がる。
 雑誌に全国の有名店と一緒に紹介されたこともある。客や同業者から何度も「作り方を教えてくれと言われたが断ってきた」と笑う。
 メニューは手ごろな値段に抑えつつ、店内...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

記者へのメッセージポストへの投稿はこちらから

関連キーワード

PR情報

岐阜の新着

記事一覧