【長野】登山の自粛要請を解除、夏の山小屋に客足戻るか 感染防止に苦慮

2020年6月2日 05時00分 (6月2日 11時18分更新) 会員限定
営業を始めた八方池山荘=白馬村で

営業を始めた八方池山荘=白馬村で

  • 営業を始めた八方池山荘=白馬村で
 新型コロナウイルスの感染防止策で、県が四月下旬から求めてきた登山自粛要請が一日、解除された。今夏の営業を始める山小屋も出てきたが、客足はなかなか戻りそうにない。感染症対策が十分に講じられずに営業を見送った山小屋も少なくない。
 白馬村の八方尾根にある八方池山荘は一日、夏山シーズンの営業を始めた。山荘は村営で標高一、八三〇メートルの場所にある。リフト駅に隣接し、登山だけでなく、八方池などを巡るトレッキングの拠点でもある。四月の緊急事態宣言発令以降、休業を続けてきたが、一日、ゴンドラやリフトの運行に合わせて営業を再開させた。

体温計使わずじまい

 宿泊は予約制とし、宿泊客は当面は県内在住者に限定した。だが、一日は宿泊客はなく、日帰り客もほとんどいなかった。支配人の工藤昭市さん(48)によると、例年なら一帯は営業初日からツアー客ら数百人が訪れるが、十人程度しか見られなかった。
 山荘には感染予防のための体温計を備えたが、結局使わずじまい。今月の宿泊予約は「ほぼ真っ白」という。宿泊客は高齢者が多く、「コロナで動きにくいだろう」と案じつつも、「今年はこんなもんだと思っていなきゃいけないかもしれない」。...

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