【朝刊】「略奪が始まれば、発砲が始まる」 対立あおるトランプ氏

2020年6月1日 05時01分 (6月1日 05時02分更新) 会員限定
 【ワシントン=岩田仲弘】米ミネソタ州で黒人男性が白人警官から暴行を受け死亡した事件を巡り抗議デモが拡大する中、トランプ大統領は国民に結束を呼び掛けるどころか「急進左派がデモを背後で操っている」などと敵意をむき出しに対立をあおっている。
 「略奪が始まれば、発砲が始まる」。トランプ氏は二十九日、デモ隊を「凶悪犯」と呼びつつ、ツイッターにこう書き込んだ。ツイッターは「暴力を賛美している」と投稿に警告表示をつけた。
 さらに問題視されたのは、この表現が米国で人種差別が激しかった一九六七年、南部フロリダ州マイアミの白人警察幹部が黒人社会を取り締まる際に使った言いまわしと同じで、長く公民権運動グループから非難されてきたからだ。米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、同幹部は当時、続けて「警察の残虐行為を非難されても構わない」と述べたという。
 トランプ氏は三十日にもツイッターで、ホワイトハウス前の抗議活動を「プロによって管理されたもの」と断定しつつ「今夜はホワイトハウスでMAGA(Make America Great Again=米国を再び偉大に)?」と投稿。MAGAはトランプ氏の支持者を指し...

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