ロッテ開幕投手は2年連続で石川歩に 当初の美馬から方針変更 この日の紅白戦2イニング3K無失点
2020年5月31日 16時11分
ロッテの井口資仁監督が31日、今季の開幕投手に7年目の石川歩投手(32)を起用すると発表した。2年連続2回目となる。当初は楽天からFAで移籍した美馬学投手(33)に内定していたが、3月に左脇腹を痛め、新型コロナウイルスで開幕も延期となったことから変更を決断した。
井口監督は紅白戦後に取材に応じ、「石川でいくことになりました。昨年に引き続き。当初は美馬の予定でしたけど、少し出遅れたので」と話した。開幕投手の変更を決断したのは3月で「(美馬に)違和感がある時に、石川に『開幕行くぞ』という話をしていた。しっかりとトレーニングしてくれて、状態はかなりいい。これから球数とイニングを増やして、開幕にしっかり合わせてくれたら」と期待を込めた。
石川はこの日の紅白戦で白組の先発を務め、2イニングを2安打無失点で3三振を奪った。一方の美馬は紅組で先発登板。2回にレアードにソロ本塁打を打たれ、2イニングを1安打1失点だった。
石川は富山県魚津市出身で、滑川高(富山)、中部大、東京ガスを経てドラフト1位で2014年にロッテに入団。同年に新人王、16年に最優秀防御率のタイトルを獲得した。
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