【朝刊】小中の夏休み、6割が短縮 中部の市町村「検討」含むと9割

2020年5月31日 05時00分 (6月30日 09時55分更新) 会員限定
 新型コロナウイルス対策の休校による授業の遅れを取り戻すため、中部九県(愛知、三重、岐阜、長野、福井、滋賀、石川、富山、静岡)の全三百七市町村の六割以上で、公立小中学校の夏休みの短縮を決めたことが分かった。短縮を検討している自治体を含めると九割に達する。暑さ対策などにも配慮しながら、授業時間の確保に苦心する各地の状況が浮かんだ。
 本紙は二十一〜二十七日に九県内の全教育委員会に取材した。夏休み期間が最も短いのは、岐阜県東濃地方の五市(多治見、土岐、瑞浪、恵那、中津川)と滋賀県米原市の中学校などの九日間。昨年に比べ、二割程度に短縮される。多治見市教委の担当者は「感染の第二波にも備えて、授業をやれるうちにやっておきたい」と説明した。
 短縮しないのは金沢市、滋賀県近江八幡市、静岡県西伊豆町。金沢市教委は「全学校にエアコンを設置できていない」として昨年と同じ四十二日間とし、八月末に二〜六日程度の授業日を設定。近江八幡市も昨年と同じ三十八日間の中で学校ごとに授業日を設ける。西伊豆町は今月十一日に学校を全面再開しており、短縮の必要はないと判断した。
 夏休みを十六日間とした自治体が最も多く、愛知県一宮...

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