【朝刊】漁場清掃の漁業者に愛知県が20万円支給 コロナで休み増、単価も下落

2020年5月31日 05時00分 (6月30日 09時55分更新) 会員限定
 愛知県が新型コロナウイルスの影響で苦境に陥っている漁業の支援策として、休漁日を使って県周辺の漁場の清掃に協力した漁業者に二十万円を支給する仕組みを設ける。水産物は外食の減少で高級魚を中心に単価が大きく下がっており、県は漁業者の収入を支えるとともに回復後の漁業環境の向上につなげる考えだ。
 関係者によると、県の支援策は県漁業協同組合連合会が実施する清掃活動を補助する形で実施。休漁日を増やしている漁業者が対象で、七〜九月に地区ごとに四日ほど清掃日を設け、網で漁場のごみをさらうなどしてもらう。
 二回の参加を条件に、県は一漁業者あたり二十万円を交付する方針。事業費として約四億円を六月補正予算案に計上する。
 県によると、四〜五月に漁獲の多いサワラは大型連休の時期に単価が通常の三割ほどに下がり、マダイも安いときは半額以下。宴会などの自粛で需要が減少する中、漁業者は週に二日の休漁日を三日や四日に増やすなどの操業調整を余儀なくされている。
 一方で、台風や豪雨で海に流入したプラスチックごみや流木などが漁を妨げているという課題もある。そこで県は、増えた休漁日を活用して漁場のごみを清掃してもらい、需要が回復...

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