【朝刊】授業の遅れ、どうやって挽回? 学校、正解手探り

2020年5月31日 05時00分 (6月30日 09時52分更新) 会員限定
間隔を空けて着席し、先生の話を聞く生徒たち=愛知県一宮市の西成中で

間隔を空けて着席し、先生の話を聞く生徒たち=愛知県一宮市の西成中で

  • 間隔を空けて着席し、先生の話を聞く生徒たち=愛知県一宮市の西成中で
 新型コロナウイルスの感染拡大による休校で、失われた授業時間。遅れを取り戻そうと、各地の教育委員会は夏休みの短縮など異例の手だてを組み合わせて対応しようとするが、現場の教員からは「本当にできるのか」と不安の声も。学習内容の次学年への繰り越しを検討する自治体も出ている。
 夏休みを中部九県で最短となる八月八〜十六日の九日間とした岐阜県多治見市など東濃地方の五市。同市教委の担当者は「まだ足りないかもしれない」と不安を抱える。
 土曜授業は「習い事などがある子も多い」と見送り、授業時間の圧縮も「詰め込みにならないよう可能な限り避けたい」。夏休みで大きく時間を稼いで年度内に遅れを解消する算段だが、感染の第二波や台風による休校なども考えると安心できない。
 二〇〇七年八月に当時の国内最高気温四〇・九度を記録した同市。暑さがピークを迎える午後二〜三時に授業が終わる小学校低学年は、夕方まで校内に待機させることも検討している。
 一方、夏休みを昨年と同じ四十二日間とする金沢市。八月末に数日の授業日を設けるだけだが、遅れは年度内に解消する計画だ。
 担当者は「学年のうちに学ぶべきことは終わらせたい」。夏休みを活用...

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