【朝刊】旅館「3密」回避に活路 「安心」売りに新プランで誘客 

2020年5月30日 05時00分 (5月30日 05時01分更新) 会員限定
3密を避けるプランについて説明する海栄RYOKANSグループの渡辺玲緒社長=愛知県幸田町で

3密を避けるプランについて説明する海栄RYOKANSグループの渡辺玲緒社長=愛知県幸田町で

  • 3密を避けるプランについて説明する海栄RYOKANSグループの渡辺玲緒社長=愛知県幸田町で
 新型コロナウイルスの影響で深刻な打撃を受けている旅館業界で、感染防止を図りながら誘客を目指す取り組みが始まっている。温泉旅館の一部は、「三密」回避を特徴にした新プランを打ち出した。当面は再び感染が広がる不安がある中、安心を最大の売りにしようと知恵を絞る。
 愛知県幸田町の温泉旅館「天の丸」は六月から、隣り合う二部屋を利用できる三密回避プランの提供を始める。料金は、従来の一室利用時とほぼ変わらない。一方の部屋で夕食を取った後、あらかじめ布団が敷かれた部屋に移る。
 他の客や従業員と接触する機会を極力減らすよう工夫した。従来は、館内のレストランで食事していたが、新プランでは、数回に分けて上げ膳据え膳がある形でなく、まとめて配膳される「お重膳」にし、従業員が部屋に入る頻度も少なくした。
 レストランで食事するプランも残すが、宿泊客の多くが新プランになることで密集を避けられると見込む。レストランの座席も対面ではなく、隣り合って座り窓外の風景を楽しむスタイルに変えた。
 「天の丸」など十九旅館を全国で展開する「海栄RYOKANS」(愛知県南知多町)の渡辺玲緒社長(44)は「宿泊客だけでなく、スタッフの...

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