避難所3密回避へ、体育館で配置検証 長野市と保健所

2020年5月30日 05時00分 (5月31日 19時24分更新) 会員限定
段ボール製ベッドの配置で最適な間隔を検証する長野市職員ら=同市の裾花体育館で

段ボール製ベッドの配置で最適な間隔を検証する長野市職員ら=同市の裾花体育館で

  • 段ボール製ベッドの配置で最適な間隔を検証する長野市職員ら=同市の裾花体育館で
 災害時に開設される避難所での新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ目的で、長野市と市保健所が二十九日、「三密」(密閉、密集、密接)を避けるための生活スペースの配置を市内の裾花体育館で検証した。今後、世帯ごとの間隔を空けることで減少する収容可能な人数を試算、不足が見込まれる避難所数を調べる。
 市職員ら約三十人が、飛沫(ひまつ)感染を防ぐための間仕切り付きの段ボール製ベッドや自立式の間仕切りを感染防止の目安とされる二メートル間隔で体育館に配置した。
 市はこれまで世帯ごとの間隔の目安を設けず、一人あたりの生活スペースを三平方メートルと規定。間隔を二メートル以上にすることで、市内の避難所に収容できる人数は従来の半分以下になる見込み。なるべく多く収容するため、同じ世帯の場合はベッドを近付け合うなどの対策を検討している。
 視察した加藤久雄市長は「従来の倍以上の数の避難先が必要になる。市有施設を全て洗い出し、お年寄りや障害者など避難の優先順位も考えなければならない」と話した。
 市内では昨年の台風19号災害で浸水被害に遭った豊野地区の豊野西...

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