ファンや観光業者ら落胆 郡上おどり、白鳥おどり中止

2020年5月30日 05時00分 (5月30日 12時13分更新) 会員限定
郡上おどりの中止を会見で発表する日置市長(左)と運営委幹部=郡上市の郡上八幡旧庁舎記念館で

郡上おどりの中止を会見で発表する日置市長(左)と運営委幹部=郡上市の郡上八幡旧庁舎記念館で

  • 郡上おどりの中止を会見で発表する日置市長(左)と運営委幹部=郡上市の郡上八幡旧庁舎記念館で
 奥美濃の夏を彩る伝統行事に、苦渋の決断が下された。二十九日に中止が発表された郡上おどりと白鳥おどり。毎年参加しているファンや、書き入れ時を迎える観光業者は落胆。地域住民にも動揺が広がった。
 「非常に寂しい」。郡上おどりの長年のファンで、全日程参加賞の「皆勤賞」を十年連続受賞した各務原市の大野善教さん(77)は残念がった。ただ、一部でも開催すれば参加者の密集は避けられないと指摘し、運営側の決断を「仕方ない。妥当な判断」と支持した。
 郡上市八幡町で食品サンプル体験施設を営む「さんぷる工房」の兼山勝治社長は「バブル崩壊以来の厳しさ」と時代を重ねた。新型コロナウイルスの影響で休業が続き、おどり中止は追い打ちに。「現実を受け止め、できることを考えるしかない」と前を向いた。
 住民にも戸惑いが広がった。白鳥おどりの今年のポスターをデザインした切り絵作家山本草太さん(36)は「白鳥全体が暗くなってしまうような知らせで残念」と落胆。郡上おどりのポスターを毎年デザインしている画家水野政雄さん(82)は「一年で一番の楽しみがなくなった」と嘆いた。
 自宅前が白鳥おどりの徹夜おどりの会場になっている不動産業日...

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