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来月、全国で花火一斉打ち上げ 県内からも3社が参加

2020年5月30日 05時00分 (5月30日 05時00分更新)
例年とは打って変わったがらんとした倉庫で、花火玉に「悪疫退散」と書かれたシールを貼る池本さん=甲賀市水口町水口の池本煙火店で

例年とは打って変わったがらんとした倉庫で、花火玉に「悪疫退散」と書かれたシールを貼る池本さん=甲賀市水口町水口の池本煙火店で

 新型コロナウイルスの退散を祈願し、世界中の人々に希望と元気を届けようと、全国の花火製造業者約百六十社が、一斉に夜空に花火を打ち上げる「全国一斉悪疫退散祈願『Cheer up! 花火プロジェクト』」を、六月初旬に計画している。県内からも、池本煙火店(甲賀市)、柿木花火工業(長浜市)、田中江煙火製造所(近江八幡市)の三社が参加。人の密集を避けるため、日時や場所は明かさない“サプライズ”で、五分以内に数十発ずつ打ち上げる。
 発案したのは、日本煙火協会青年部の有志十一人。全国一斉に打ち上げて花火の印象を強めようと、会員制交流サイト(SNS)やテレビ会議で計画を練り、参加の拡大を図ってきた。
 一九五九(昭和三十四)年創業の池本煙火店三代目、池本敏和さん(39)も、その一人。店は花火の製造はせず、打ち上げが中心だが、新型コロナの影響で、四月の春祭りでみこしの合図などに使う「信号雷」の仕事が九割減に。七、八月は例年なら市内外で多くの花火大会が開かれる書き入れ時だが、七〜八割の減少が見込まれるという。
 池本さんは「もう花火はいいじゃないか、と忘れられてしまうのが一番怖く、悲しい」と胸中を明かす。その...

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