避難所の感染症対策新設 三重県、運営マニュアル策定指針改訂

2020年5月30日 05時00分 (5月31日 19時23分更新) 会員限定
 避難所での新型コロナウイルス対策が急務となる中、県は二十九日、災害時の運営マニュアルの策定指針を改訂し、運営主体の各市町へ通知した。今後、市町がそれぞれマニュアルの見直しを進める。
 指針では、感染症対策についての独立した項目を新設。飛沫(ひまつ)や接触で感染する特徴から、集団感染のリスクにつながる三つの「密」を避けた避難所運営を求めている。
 具体的には、避難者一人あたりのスペースを広くするほか、トイレなどへの消毒液の配置、一時間一回以上の換気、マスク着用の呼び掛けなどを盛り込んだ。避難所の入り口で検温や体調確認をし、発熱やせきなどの症状があれば個室へ案内する。
 県によると、県内には既にマニュアルの改訂に着手している自治体もあるものの、多くは今後着手の予定。県は市町の担当者ら向けの研修などを通じ、豪雨災害のリスクが高まる梅雨の時期を前に避難所での感染症対策を普及させたい考えだ。
 (斎藤雄介)
記者へのメッセージポストへの投稿はこちらから
PR情報