【朝刊】愛知の軽症者施設、入所ゼロに

2020年5月29日 05時00分 (5月29日 11時15分更新) 会員限定

入所者の体調などを確認し合う愛知県医務課の藤井博子さん(左)と臨時雇用の看護師ら=愛知県東浦町のあいち健康プラザで

 新型コロナウイルス感染症の軽症者を受け入れる愛知県東浦町の「あいち健康プラザ健康宿泊館」で二十五日、残っていた一人の陰性が確認され、四月九日の開設以来、初めて入所者がゼロになった。これまでに八十九人が入所し、県職員や医療関係者が健康観察や生活の支援を続けてきた。職員らは流行の第二波への対応を念頭に「課題や教訓を次につなげたい」と語る。
 施設の事務局として使うイベントホールの一角に五月二十三日朝、夜勤と日勤の職員が集まり、引き継ぎ事項を確認していた。同日時点の入所者は二人。開設時から関わる県医務課の看護師、藤井博子さん(54)は「最大四十二人が同時にいた時期を思えば落ち着いた。医療職に限らず多くの人の連携で難局を乗り越えられた」と振り返る。
 施設には県の医師会や病院協会が医師や看護師を交代で派遣した他、県看護協会は資格を持つがさまざまな事情で離職している「潜在看護師」を臨時採用。入所者の体調確認や食事の受け渡し、退所後の部屋の清掃、PCR検査をする医師の補助を主に担って...

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