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試合時間たったの5秒で3カウント…なんて”得意技”も! 多様な楽しみ方を提供してくれるプロレスラーたちの一芸を早く見たい

2020年5月29日 18時00分

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ドラゲーの「このまま市川」。インパクト抜群だ

ドラゲーの「このまま市川」。インパクト抜群だ

 弊社にはプロレス団体から試合の結果が毎夜のようにFAXで送られてくる。ある日、それを見た同僚が、担当の私に疑問をぶつけてきた。
 「試合時間が5秒となっているのは本当か」
 これは本当である。ドラゴンゲートに「このまま市川」という選手がいる。昨年までは「ハリウッド・ストーカー市川」と名乗っていて、こちらの方が通りがいい。市川はマッチョとはほど遠い細い体で、まるで普通の人みたい。そして、ゴングとともに相手の技を一発浴び、そのままフォールされる。技が2秒、3カウントが3秒。試合時間5秒は、いわばこの選手の芸なのだ。
 市川は弱いけれど、観客からの人気は抜群だ。たまに自分よりも大きな相手をジャーマンスープレックスで投げる。すると観客は大喜びし、館内にはメインイベントに出てくるチャンピオンよりも大きな拍手が起こる。そんなシーンを見ていると、「ああ、これもプロレスの楽しみ方のひとつなんだな」と感じる。
 ドラゲーをはじめ国内すべてのプロレス団体は新型コロナウイルス禍のため、春先から観客を入れての大会を自粛してきた。緊急事態宣言は全国で解除されたが、プロレス会場は3密になりやすい環境だから、再開には慎重さが必要だろう。でも、そろそろ芸達者なレスラーたちを見たいなぁ。観客の歓声ややじが恋しい。(大西洋和)

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