ジムやカラオケ1日に自粛解除 県対策本部会議で決定 首都圏など除き県境越えた移動も

2020年5月27日 05時00分 (5月27日 10時54分更新)

 新型コロナウイルス特別措置法に基づく国の緊急事態宣言が全面解除されたことを受け、県は二十六日、県庁で対策本部会議を開き、県民に要請していたスポーツジムやカラオケ、バーの利用自粛を六月一日に解除すると決めた。県境を越えた移動も、首都圏の一都三県や北海道などとの往来を除いて解除する。(今井智文)
 国の基本方針などに沿って対応を決めた。対策本部会議後の記者会見で杉本達治知事は「今後は個人個人の自覚を持った行動が必要になる。事業者は感染拡大防止の対策を十分に取ってほしい」と述べた。
 事業者に出していたイベントなどの自粛要請も一日に緩和する。屋内のコンサートや展示会は、参加人数を百人以下に抑え、施設定員の50%以内になるようにしたものについて自粛要請を解除。屋外コンサートなどは二百人以下で人と人との間隔を二メートル以上確保できるものを解除する。盆踊りなどの地域の行事も開催可能になる。
 県民に出していた五人超での会食の自粛要請も一日で解除。ただ感染拡大防止のため、多人数での会食はできるだけ控えるよう要請は続ける。新たな方針をまとめた第五次の県民行動指針を定め、県民に徹底を求める。
 一方、緊急事態宣言は解除されたが、感染者の発生が続いている首都圏や北海道との往来は自粛要請を継続し、六月十九日に解除する方針。その他の府県も感染者が継続して発生した場合は往来自粛を求める。接待を伴う飲食店やライブハウスは引き続き利用自粛を要請し、一定の安全性が確保できることを前提に十九日に解除する。
 その後は感染状況などを勘案しながら、コンサートや展示会、プロスポーツ、全国的な行事などの開催基準を三週間ごとに緩和していく。
 感染第二波の対策では、引き続き一週間に五人以上が新規感染すれば注意レベル、二十人以上で緊急事態レベルとして発表し、外出自粛要請などを出す。
 県は五月十四日に国の緊急事態宣言の対象地域から外れたことを受けて、十五日に休業要請や外出自粛を解除したが、過去にクラスター(集団感染)が発生したバーやスポーツジムなどの利用自粛を三十一日まで延長していた。

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