本文へ移動

投手の三塁けん制で注意する点は?

2020年5月27日 05時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加

 【質問】中学硬式の右ピッチャーです。小学生のときから、けん制がうまくできません。特に三塁へのけん制が苦手です。注意することを教えてください。 (墨田区 祐一君=中2)
 【答え】けん制はピッチャーにとって大事なテクニックなので、ぜひ覚えましょう。けん制するのは、走者をアウトにするためだけではありません。けん制には(1)走者の動きを止める(2)走者をアウトにする(3)打者のタイミングを外す−などの役目があります。走者がどこの塁にいるかでルールも違うので、それも覚えましょう。
 ピッチャーは投手板の後方(二塁方向)に軸足を外せば、野手と同じ扱いになるので、どんな動きをしても許されます。しかし、投手板を外さないでけん制をするときは、投げる塁の方向へ真っすぐに踏み出すことが義務づけられています。けん制しようとしたとき、二塁へは偽投(投げるまねだけする)が許されますが、一塁と三塁へは必ず投げないといけません。ボークをとられます。一塁へのけん制の場合、走者のリードをけん制するときは投手板を外す、アウトにしたいときは外さないと使い分けるのもいいでしょう。
 三塁けん制のときは、タイミングが合わないなら無理をしてはいけません。右投手は軸足を外さないで、しかも走者を視界に入れることができるので比較的やさしくできます。本塁への投球と同じように左足を上げてそのまま三塁へ真っすぐ踏み出して投げます。三塁手とのタイミングを合わせることが大切です。繰り返しますが、三塁への偽投はボークですから踏み出したら必ず投げてください。
 (慶大野球部元監督)
 【水、土曜日連載】
◆質問大歓迎 質問はメールかFAX03(3595)6937へ。
〈質問メールアドレス〉sho79@siren.ocn.ne.jp

関連キーワード

PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ