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又吉、プロ初完投を4安打完封で飾る

2017年6月7日 02時00分

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ロッテ-中日 プロ初完投、初完封を果たし、笑顔でガッツポーズする又吉=ZOZOマリンで(武藤健一撮影)

ロッテ-中日 プロ初完投、初完封を果たし、笑顔でガッツポーズする又吉=ZOZOマリンで(武藤健一撮影)

 中日は6日のロッテ戦(ZOZOマリン)に3-0で快勝。又吉克樹投手(26)がプロ初完投を4安打完封で飾り、防御率もリーグトップを奪回。11連敗の巨人を抜いて、チームは4位に浮上した。

感謝125球

 ヒーローインタビューに応えながら、熱いものが込み上げてきた。「見ての通りです。何ででしょうね」。言葉にするのはやぼかもしれない。踊るように腕を振り、幕張の夜空に「0」を並べきった。4安打、125球。又吉がプロ初完投を完封で飾った。
 交流戦初先発は中9日。左打者が多い楽天を避け、ロッテ戦に回した首脳陣の配慮に応えた。序盤から140キロ台中盤の直球とシュート、スライダーのコンビネーションがさえ、4回先頭のサントスに内野安打を許すまで無安打投球。これまでの最長は8イニングだった。未知の9回はあと一人のところから鈴木に四球を与えたが、最後は根元を変化球で一ゴロに。「野手のみなさんが点を取ってくれて守ってくれた。週の頭に勝ててよかった」。チームを4位に浮上させた勝利を、しみじみとかみしめた。

幻影払う

 怖いもの知らずだったルーキーイヤーの幻影を、自らの力で振り払おうとしている。67試合、9勝1敗、防御率2・21。「勢いだけだった」。他球団も攻略に必死になる。2年目は救援失敗のシーンも目立った。すると、聞こえてくるのは声援だけではなくなった。
 コールされると、相手ファンに拍手で迎えられる屈辱も味わった。たまたま見たインターネットのサイトには、投げてないのに「又吉のせいで負けた」と書き込まれているのを見つけたことまであった。
 「朝起きたら、球場に行かなきゃいけないって憂鬱(ゆううつ)になって、車に乗るのも嫌だった。外に出ること自体、辛いってなってしまっていた」

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