佐藤、丸&誠也を連続斬り 9回締めた気迫2S
2018年9月9日 02時00分
鈴木のバットが空を切ると、佐藤は右手を突き上げていた。「冷静にいこうと思っていましたけど、自然に出ました」。1点差の9回。相手は菊池、丸、鈴木という広島の強打者3人。ガッツポーズは気迫の裏返しだった。
先頭の菊池を遊飛に打ち取った。しかし、丸はカウント3-1に。苦しい状況で選んだのは、外角への真っすぐ。ギリギリのコースに審判の手が上がった。「今日は運がある。ついていると自分に言い聞かせた」。今度は思いきり腕を振った。渾身(こんしん)の151キロ速球で見逃し三振。そして鈴木は外のスライダーで料理した。
森監督は「逆転負けが多い中、今日は1点差で久しぶりにこうやって勝って、投手陣が踏ん張ってくれた」と振り返った。1点差逃げ切り勝ちは、7月11日のDeNA戦(横浜)以来だった。佐藤も「1点差をしっかり勝ち切れた。自分の自信にしたい」と口にした。
関連キーワード
おすすめ情報
-
【中日】森野将彦打撃コーチとスタッフ1人が新型コロナ陽性判定 いずれも無症状で自主隔離
2022年8月10日
-
【中日】柳が粘り強い投球で7勝目 「うまく割り切ることができました」
2022年8月10日
-
【中日】R・マルティネスが24セーブ目 最速157キロの直球を軸に9回を三者凡退
2022年8月9日