高橋周平は内角高め本塁打コース
2019年4月6日 02時00分
サイクル安打こそ逃したが、主将の輝きは本物だった。高橋が1号ソロを含む3安打。「タイミングを取りづらい投手」という小川の直球を右へ左へ打ち分けた。今季はついに覚醒する。そんな期待を東京のファンに抱かせた。
2回無死一塁の第1打席で右前打を放つと、3回1死の第2打席では左中間を破る三塁打。いずれも直球だった。極め付きは5回2死の第3打席。初球、内角高めの141キロを振り抜いた打球は右翼席に飛び込んだ。
苦手としてきた内角高めの直球。3月10日のロッテとのオープン戦で本塁打を放った後には「まぐれです。もう2度と打てないんじゃないかな」と謙遜した。しかし、公式戦で2度目があれば、もはやまぐれではない。
悔しい逆転負けにも「明日も試合があるので切り替えていきたい」と強調した高橋。神宮の呪縛は主将が打ち破る。
(高橋雅人)
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