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<球心> かすむ守護神の威光 R・マル

2022年8月7日 05時05分 (8月7日 05時05分更新)
中日−DeNA 9回表2死一、三塁、牧に適時二塁打を浴びぼうぜんとするR・マルティネス

中日−DeNA 9回表2死一、三塁、牧に適時二塁打を浴びぼうぜんとするR・マルティネス

 思わず自身のグラブにかみついた守護神。マウンドから打者を見下ろし続けてきた威圧感が薄らいで見えた。互いに無得点で迎えた九回2死一、三塁。R・マルティネスは牧に右前打を浴びると、表情がこわばった。先発小笠原の好投は泡に消え、この試合で初めて入った得点はそのまま相手の決勝点に。抑え右腕をきゅうきゅうとさせたのは、自身でありチームだった。
 今季ここまで34試合に登板して23セーブを挙げ、防御率は0点台。ただ、直近4試合はいずれも先頭打者の出塁を許し、マウンド上での慌ただしさものぞかせていた。この日は先頭の代打関根を150キロ超の直球二つで追い込む。悪循環をようやく脱するかと思われた3球目。力み返った真っすぐが右腕を直撃した。
 2死までこぎ着けたが、迎えたのは主軸。佐野の一、二塁間の当たりにビシエドが飛び付いたが、球がグラブからこぼれ一、三塁。4番牧は3球で追い込んだものの、表情に余裕はない。4球目の変化球は落ちきらずに右前に運ばれ、滑り込んで取りに行った岡林のグラブを再びはじいた。
 立浪監督は「ずっと調子が良かったが、球の走りもフォークの落ちもよくない」と調子が下降気味なのを認める。苦しめ...

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