【中日】小笠原、白星ならずも自己最長更新の17イニング連続無失点 わずか88球で8イニング0封
2022年8月7日 06時00分
◇6日 中日0―1DeNA(バンテリンドームナゴヤ)
白星こそつかなかったが、確かな手応えはあった。先発した小笠原は8イニングを4安打7奪三振で無失点。わずか88球でスコアボードに8個の「0」を並べ、前回登板から自己最長を更新する17イニング連続無失点とした。
「変化球でカウントを取れたのは良かったです」
初回は先頭・桑原にいきなり中前打。それでも楠本を三振に仕留め、続く佐野を一ゴロ併殺。2回も先頭・牧に二塁打を打たれるも後続を打ち取った。3~7回は3人ずつで切り抜け、テンポ良くアウトを積み重ねた。
最大の難所は8回。1死から大和に中前打を許すと、続く蝦名は送りバント。2死二塁と6イニングぶりの得点圏で迎えたのは嶺井。初球チェンジアップでファウルを奪うと、「パンパン」とつぶやきながら、リリース時の動きを確認。「上からたたくイメージで投げたいので。本当は(イニング間の)キャッチボールでやりたかったが、ランナーに出ていてできなかったので、空いた時間に確認でやりました」。カウント1―1からスライダーで中飛に仕留めた。
さらなる高みを目指して鍛え続ける。登板翌日はウエートトレーニングの日。ビジターでナイターの日は試合前練習に参加してから名古屋に帰るため、夜10時過ぎからバンテリンドームに赴き、トレーニングに励むこともしばしば。音楽を爆音でかけ、全身を追い込むのが小笠原流だ。
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