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【ゴルフ】嘉数光倫、V戦線踏みとどまった 自身初の最終日最終組で首位と3打差逆転だ【日本プロ選手権】

2022年8月6日 20時01分

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◇6日 男子ゴルフ 日本プロ選手権第3日(国内メジャー第2戦、静岡県三島市・グランフィールズCC)
 首位タイから出たツアー未勝利の嘉数光倫(かかず・てるみち、32)=エナジック=が5バーディー、1ボギーの67で通算11アンダーと伸ばし、首位と3打差の2位となった。5月にパターの用具と打ち方を変更した効果でパッティングが安定。自身初の最終日最終組で逆転を目指す。同じく首位タイから出た堀川未来夢(29)=ウエーブエナジー=がベストスコアタイの64で回り、通算14アンダーの単独首位でメジャー大会2勝目に前進した。
     ◇
 4人が首位タイでスタートした混戦で、嘉数がしぶとく優勝戦線に踏みとどまった。
 好調なパッティングでスコアを伸ばした。2番で3メートルを決めてスコアを伸ばすと、4番からは3連続バーディー。5番ではピン奥からの3メートルを沈めた。後半も11番パー3でティーショットを6メートル左につけると、5個目のバーディー。「パッティングが安定している。いいプレーが継続できている」とうなずいた。
 5月にネオマレット型からピン型にパターを替えた。「ヘッドが小さくなったことでスムーズに感じられるし、振りやすくなった」。加えて、打ち方も変えた。クロスハンドで打っている嘉数は「ピン型は順手しか意味がない」と思っていたが、試しにクロスハンドで打ってみると「良い感触で、めちゃくちゃはまった」と思わぬ効果を得た。今大会は、ここまで3日間の平均パットが1位の1・6000と威力を発揮している。
 今季のレギュラーツアーは初出場だが、下部のABEMAツアーでは6、7月にかけて2試合連続2位に入るなど賞金ランキング1位に立っている。7月には最終日最終組も経験。「どんなレベルやどんなステージでも優勝争いはしびれるし、緊張する。経験していることはプラス。いいイメージで臨める」と、レギュラーツアーでは自身初の最終日最終組にも気負いはない。
 逆転優勝に向け、強気で臨めるかどうかをポイントに挙げる。「明日も弱い自分と強気の自分がいると思う。弱い自分に勝てればいいな」。強気を押し通せば、伝統のあるメジャー大会でツアー初優勝を飾ることができるかもしれない。
 ▼嘉数光倫(かかず・てるみち) 1989年12月5日生まれ、沖縄県名護市出身の32歳。168センチ、72キロ。ゴルフアカデミーを運営していた父の影響を受け9歳でゴルフを始める。名護高、九州東海大を経て2012年にプロ転向。18年に賞金ランキング45位で初のシードを獲得。翌19年は同ランキング68位でシード落ち。昨季はABEMAツアーで賞金ランキング34位だった。

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