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ウクライナへも祈り 広島平和公園

2022年8月6日 16時00分 (8月6日 16時00分更新)
原爆慰霊碑の前で涙をぬぐう女性=6日午前、広島市の平和記念公園で

原爆慰霊碑の前で涙をぬぐう女性=6日午前、広島市の平和記念公園で

 六日、広島市中区の平和記念公園では犠牲者を悼む人の列が未明から続いた。「戦争だけは絶対にしてはいけない」。被爆者の切実な声とは裏腹に、ロシアのウクライナ侵攻は続き、核使用の懸念も消えない。原爆投下から七十七年となった今年。「侵攻が止まりますように」との思いが新たに加わった。
 夜明け前、孫に付き添われ公園を訪れた横山ヨシエさん(93)=広島市=は原爆慰霊碑の前で、犠牲になった父と母に手を合わせた。自身も動員先の工場で被爆。横山さんは「直後の広島は皮がむけた人たちがトラックで運ばれていってひどいものだった。戦争は二度とやっちゃいかん」と語った。
 毎年平和公園を訪れている井本真希さん(71)=同市=は両親が被爆者。これまで世界の平和を願ってきた中、今年は「ロシアの侵攻が止まりますように」との祈りも加えたという。父親と訪れた小学六年桑原瑛心君(11)=広島県府中町=は「ウクライナがニュースになっているが、核兵器は絶対使ってほしくない」と話した。

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