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戦争 グラフ雑誌で迫る 加賀中央図書館 戦時の暮らし紹介

2022年8月6日 05時05分 (8月6日 11時30分更新)
戦争の時代を豊富な写真資料で振り返る「平和のための戦争展in加賀」=加賀市中央図書館で

戦争の時代を豊富な写真資料で振り返る「平和のための戦争展in加賀」=加賀市中央図書館で

 戦争の時代を豊富な写真資料で振り返る「平和のための戦争展in加賀」が、加賀市中央図書館で開かれている。14日まで。
 特別コーナーとして、1913(大正2)年に創刊された月刊グラフ雑誌「歴史写真」の実物221冊が並ぶ。同誌は国内だけでなく日本統治下の台湾や朝鮮、旧満州(中国東北部)にも販売網を広げた。
 31(昭和6)年の満州事変から、廃刊になる43(同18)年までに掲載された写真を「大陸へ」「占領」「空爆」「軍国少年少女」などのテーマで厳選し、解説文や昭和史年表と合わせて展示する。娯楽雑誌だった同誌がプロパガンダの様相を強めていく過程が見て取れ、当時の暮らしや戦況の変化を知ることができる。
 原爆被害の実相に写真で迫る「原爆と人間」パネル写真も展示。同展加賀実行委の佐藤公男さんは「ウクライナとロシアの戦争では情報合戦が展開され、何が正しく、何が間違っているか分からない。かつての雑誌を通じ、冷静に考える大切さを学ぶ機会になってほしい」と話している。 (小室亜希子)

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