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岐路に立つ日中関係 日本EEZにミサイル落下、防衛相が非難

2022年8月6日 05時05分 (8月6日 05時05分更新)
中国中央テレビが4日に「微信」の公式アカウントに投稿したミサイル発射の映像=共同

中国中央テレビが4日に「微信」の公式アカウントに投稿したミサイル発射の映像=共同

 中国軍の弾道ミサイルが四日に日本の排他的経済水域(EEZ)に初めて落下し、国交正常化から五十周年を迎える日中関係は大きな岐路に立たされた。ペロシ米下院議長の台湾訪問を機に米国に傾斜する日本や台湾に、武力による威嚇を始めた中国。台湾周辺の緊張は偶発的な衝突に発展する恐れもはらんでいる。(中国総局・新貝憲弘、山口哲人、石井宏樹)
 日本のEEZ内に中国の弾道ミサイルが落下したことを受け、日本政府は「非常に威圧的な行動だ」(岸信夫防衛相)と強く非難した。米国と連携して対応する方針だが、偶発的な衝突などで自衛隊が出動する事態に発展する懸念も強めている。
 岸田文雄首相は五日、来日したペロシ米下院議長と会談し、台湾海峡の平和と安定の維持に向けた日米の緊密な連携を確認した。
 会談後にペロシ氏は東京都港区の米国大使館で記者会見し、「中国の軍事演習は、私たちの台湾訪問を言い訳にしている」と批判。「米議会は超党派で台湾を支援しており、中国が台湾を孤立させることを許さない」と、引き続き台湾支援の姿勢を明確にした。
 だが、ペロシ氏の台湾訪問は日中関係にも影響を及ぼし始めている。四日にはプノンペンで予定されてい...

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