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ミャンマーに「深く失望」 ASEAN外相会議が声明

2022年8月6日 05時05分 (8月6日 05時05分更新)
 【バンコク=岩崎健太朗】東南アジア諸国連合(ASEAN)は五日、カンボジアのプノンペンで三日に開いた外相会議の共同声明を発表した。クーデター後の政情不安が続くミャンマーで、暴力の即時停止などASEANでの合意事項が進展しないことに「(国軍当局の)責任を欠く姿勢に深く失望する」と批判。停滞打開に向けて合意の履行を求めた。
 声明は、国軍による民主派四人の死刑執行にも触れ「長引く政治危機への懸念」を表明。ASEAN議長特使と拘束中のアウンサンスーチー氏らとの面会を認めない国軍に「早期に特使をすべての当事者に関与させるべきだ」と要請した。
 国軍に批判的なマレーシアやインドネシア、シンガポールからは、事態改善がみられなければ「あらゆるASEAN会議から排除する」などの意見も出ているが、声明では踏み込まなかった。国軍の中国やロシアへの傾斜が増し、ASEANとの溝が深まることを懸念したとみられる。

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