本文へ移動

4人連携 AEDで救命 金沢乗馬俱楽部メンバー表彰

2022年8月6日 05時05分 (8月6日 10時14分更新)
乗馬中に意識を失った男性を救命した右から井谷重春さん、箸本貴真さん、森迫萌さん、木下真奈さん=金沢市消防局で

乗馬中に意識を失った男性を救命した右から井谷重春さん、箸本貴真さん、森迫萌さん、木下真奈さん=金沢市消防局で

70代男性心肺停止 受講の知識生かす

 金沢市消防局は四日、乗馬中に心肺停止となった七十代男性の救命に貢献したとして「金沢乗馬俱楽部」の馬上インストラクターら四人に消防協力者表彰状を贈った。四人は、馬上インストラクター井谷重春さん(53)、厩務(きゅうむ)員箸本貴真さん(40)、アルバイト森迫萌さん(31)、事務員木下真奈さん(22)。 (小川祥)
 六月六日午前十一時半ごろ、金沢市八田町西の県馬事公苑で、乗馬中の七十代の男性が馬の背中にもたれかかるようにうつぶせになって動かなくなっているのを、指導していた井谷さんが発見した。箸本さんは、井谷さんと協力して男性を馬から下ろし、馬を馬房に誘導。木下さんは、井谷さんから連絡を受け、一一九番とともに自動体外式除細動器(AED)を現場に届けた。井谷さんと森迫さんは、電話で救急隊員と連絡を取りながら、心臓マッサージやAEDによる蘇生を実施した。
 四人の連携した蘇生活動で、男性は六月二十四日には退院し障害は残っていないという。七月中旬に妻と共に四人にお礼に来た男性の姿を見て、箸本さんは「姿を見るまで不安だったけど、無事な姿を見てほっとした」と話すと、木下さんは「みんなで助け合うことができた」と振り返った。
 四人のうち、三人はAED講習を受けていた。森迫さんは「頭が真っ白になったけど、講習を受けていて本当に良かった」と話す。井谷さんは「AED講習の重要性を身をもって知った。今回の経験からクラブ内にも受講を勧めていきたい」と話した。

関連キーワード

おすすめ情報

石川の新着

記事一覧