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ひきこもりや不登校の若者に復帰の道筋を 春日井のカフェが用意した「15分勤務」

2022年8月3日 05時05分 (8月5日 12時26分更新)
後片付けをする男性(右)と小栗加奈さん=愛知県春日井市のワンぽてぃとで

後片付けをする男性(右)と小栗加奈さん=愛知県春日井市のワンぽてぃとで

  • 後片付けをする男性(右)と小栗加奈さん=愛知県春日井市のワンぽてぃとで
 ひきこもりや不登校の若者に働きやすい場を提供しようと、最短で「十五分」勤務しただけで賃金を支払う珍しいカフェが今春、愛知県春日井市にオープンした。内閣府の調査では、ひきこもりの人たちは就労関連の理由でつまずくことが多い。十五分という短さによって、心理的なハードルを下げる効果が期待できるとして、専門家も注目している。
 JR勝川駅から徒歩約十分。住宅街の一角にあるカフェ「ワンぽてぃと」で今夏、スタッフの男性(23)が黙々と皿を洗っていた。勤務表はない。好きな時に来て、最短十五分から働ける上、十五分単位で増やせる。賃金は愛知県の最低賃金(時給九百五十五円)に基づき、十五分につき二百三十九円だ。
 男性は高校卒業後、正社員として電子部品工場で働いた。だが、先輩社員に仕事を教えてもらえず精神的につらくなり、八カ月で退職。業種を変えてアルバイトもしたが、人間関係に疲れて辞めた。その後、一〜二年ほど家に閉じこもっていたという。
 「『来てもいい。来なくてもいい』という店の考え方が、気持ちを楽にしてくれた」。就労支援事業所からカフェの紹...

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