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【石川】能登初 ウイスキー蒸留所 七尾 廃中学校活用、来夏生産スタート

2022年8月2日 05時05分 (8月2日 09時43分更新)
ウイスキー蒸留所ができる予定の旧涛南中学校=石川県七尾市黒崎町で(七尾市提供)

ウイスキー蒸留所ができる予定の旧涛南中学校=石川県七尾市黒崎町で(七尾市提供)

  • ウイスキー蒸留所ができる予定の旧涛南中学校=石川県七尾市黒崎町で(七尾市提供)
 使われていない空き公共施設だった石川県七尾市黒崎町の旧涛南(とうなん)中学校が、ウイスキーの蒸留所に生まれ変わる。同県中能登町武部の繊維業「武部織物」が新規事業として始める予定。同社などによると、ウイスキー商品開発が実現すれば能登地方で初めてとなる見込み。茶谷義隆市長が一日の会見で明らかにした。
 事業の多角化を金融機関から勧められたこともあり、新事業に着手することを決めた。
 ウイスキーが出来上がるには三年ほど熟成させる必要があり、商品完成まで時間がかかるという。機材などをそろえて来年夏には生産をスタートさせ、販売は早くても四年後になる見込み。田中修社長は「よく澄んだ水、大麦や能登ヒバを用いて熟成させオール能登のウイスキーを造り、世界に発信したい」と語った。
 旧涛南中学校は、富山湾に面する市最東部に位置し、敷地面積六千六十九平方メートル、建物は鉄筋コンクリート造二階建て。市によると、同中が二〇〇九年度に閉校し、近くの老朽化した有磯小の校舎として一八年三月の閉校まで使われていた。市は空き公共施設を活用してもらおうと、民間事業者を対象にした公募で決定。二事業者から応募があり、審査会を経て七月二十九日に決定した。(大野沙羅)

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