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明治用水、全農地へ連日給水開始 2カ月半ぶり

2022年8月2日 05時05分 (8月2日 05時06分更新)
全農地への給水が始まった明治用水。「明治用水頭首工」では仮設ポンプの増設で取水量を確保する=1日、愛知県豊田市で、本社ヘリ「まなづる」から

全農地への給水が始まった明治用水。「明治用水頭首工」では仮設ポンプの増設で取水量を確保する=1日、愛知県豊田市で、本社ヘリ「まなづる」から

 矢作川から農工業用水を取水する施設「明治用水頭首工(とうしゅこう)」(愛知県豊田市)で発生した大規模漏水問題で、農業用水を管理する明治用水土地改良区(同県安城市)は一日、全農地への連日給水を始めた。全農地へ水を毎日供給するのは、約二カ月半ぶり。
 取水口付近にポンプ二百三台を設置し、夏場に必要な毎秒十八立方メートルの水量の確保を目指すとした。取水量が減少した場合は、四分割したエリアのうち、二ブロックで給水量を減らす。土地改良区の担当者は「必要量を確保したら、給水栓を閉めるなど、引き続き節水に協力してほしい」と呼びかけた。
 明治用水の供給を受ける同県西尾市の米農家倉内裕二さん(61)は「これまでの水の供給だと心配で頻繁に田んぼに行っていたが、これで少しは落ち着けるかな」と胸をなで下ろした。
 明治用水の水の供給を巡っては、五月三十日以降は、エリアを四分割し、それぞれ四日に一度の頻度で水を供給。六月二十五日以降は給水地域を二ブロックに分け、三日ずつ交互に供給していた。

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