本文へ移動

食料支援 もっとスムーズに 黒部でフードバンクなど一元化へ

2022年7月31日 05時05分 (7月31日 11時04分更新)
食を届ける新たなシステム構築へ課題と解決方法を考えたワークショップ=黒部市民会館で

食を届ける新たなシステム構築へ課題と解決方法を考えたワークショップ=黒部市民会館で

ネットワーク構築へワークショップ

 黒部市社会福祉協議会などはフードバンクや、フードドライブ、フードパントリーなどを一元化し、新川地域で食料を必要とする人、団体に福祉版MaaS(マース)(次世代移動サービス)を使って届ける持続可能な仕組みづくりを進めている。黒部市民会館で現状の課題と解決策を探るワークショップが開かれた。 (松本芳孝)
 品質に問題はないが、包装などに難があり、商品とならない食料を生活困窮者らに贈るフードバンク。食ロスゼロの観点から家庭で余っている食品を福祉団体やこども食堂などに寄付するフードドライブ。生活に困っている個人、家族に直接食料を渡すフードパントリー。目的が違う食料受給を一元化して調整し、必要な人に必要な時に必要な食料を渡せるようにするのが狙いという。
 同社協と福祉施設間の移動手段の共用化を図る福祉版MaaSの実証実験をしている一般社団法人「SMARTふくしラボ」は、食料の収集拠点と事務局を設置して仕分けを実施し、福祉版MaaSを配送に使う仕組みを年度内に構築し、二〇二三年度から運用したい考え。
 ワークショップには市内外の行政、福祉、ボランティア関係者ら食料を提供する側、受ける側の代表や一般市民ら約二十人が参加。困っていること、できること、こうなったらいいなという希望などを書き出し、自由にグループをつくって困り事を解決する方法や仕組みの在り方について意見交換した。
 社協などはこの日のワークショップで出た意見を基に八月に実証実験を実施。再度ワークショップを開き、十二月に二度目の実証実験。その後のワークショップで仕組みを完成させる。

関連キーワード

おすすめ情報