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明治用水、8月から全農地に連日通水 ポンプ増設

2022年7月29日 05時05分 (7月29日 05時06分更新)
 矢作川から農工業用水を取水する施設「明治用水頭首工(とうしゅこう)」(愛知県豊田市)の漏水問題で、農業用水を管理する明治用水土地改良区(同県安城市)は八月一日から、全農地に連日通水することを決めた。現在は二ブロックに分けて三日ずつ交代で通水している。最も水が必要な夏場を迎え、ポンプを増設して対応する。
 夏場には毎秒十八立方メートル必要とされるが、現在、右岸の取水口とポンプ百六十二台による取水量は同十三立方メートル強。左岸でも今月中に応急工事を終えて自然取水を再開し、不足分を確保する予定だった。だが、工事が一カ月遅れの八月末までずれ込む見通しとなり、ポンプを新たに四十一台増やす作業が進んでいる。
 改良区の担当者は「必要量を確保したら給水栓を閉めるなど、節水に協力してほしい」と農家に呼びかける一方で、「取水量が減少した場合は、ブロック割通水に戻す可能性がある」と指摘している。
 連日通水の決定を知った安城市の米農家石川桂司さん(45)は「夏場はカメムシ対策などで、消毒用の水も大量に必要になる。通水日を気にせずに作業ができ、ありがたい」と期待。同市のイチジク農家野村吉子さん(66)も「毎日の...

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